最近、日本では連日のように35度前後の猛暑が続いているが、その原因の一つとなっている「温室効果ガス」のカットを提言した嬉しいニュースが発表された。
2年前、世界的ジーンズメーカーLevi Strauss&Co. がバングラデシュのジーンズ縫製工場と提携して新しい実験を発表した。
世界銀行の融資にある、International Finance Corporation(IFC)の専門家からの協力と、インド、スリランカ、ベトナムの工場5社も加わり行ったプロジェクトによって、1年間で約20%の温室効果ガス排出量の削減、総額にして100万ドルの節制に成功した。
リーバイスはこの実験を元に、全施設で100%の再生可能エネルギーの使用を計画している。また、2016年時にリーバイスの全温室効果ガスの排出量と比較し、90%の排出量削減を、2025年までに計画している。これはサプライチェーンを含めると、その排出量の40%削減になるという。
また、FASTCOMPANYの記事によれば、サプライヤーを共にするNIKEやGAPなどのいくつかのブランドもこの恩恵を受けるであろうと言われている。
しかし、これをどう大きな活動として、産業レベルで起こせるか。これに対して、リーバイスによるプロジェクトだけでは、不十分であり、サプライヤーを共にする同ブランドたちが、同じように温室効果ガス排出量の削減をサプライヤーを含め、協力することを提言することが必要になるだろう。そして、いつかこれが大きな動きとなることを期待したい。
ソース元:FASTCOMPANY
06.08.2018 / by @heed.hilo / sustainable fashion
0コメント